プリザーブドフラワーのフロールエバー（florever）

【花卉園芸新聞社東京支局　秋葉さんのコメント】

生き生きとしたプリザーブドフラワーに託した平和への願いが作品からダイレクトに伝わってきました。
平面的にしか見ることができないウェブでも立体的に見える工夫がすばらしいと思います。
背景の木目を生かした額縁に白色の小花、その上に多種多様な赤色のプリの花によるハートは鼓動が聞こえてきそうです。
タイトル文字で思いを伝えるメッセージ性の高さにも感動しました。

【『花時間』編集長 柳さんのコメント】

花と言葉、それぞれがもつ力の相乗効果を感じた作品です。
旅立ちの日にふさわしい空の色を背景に、「Congratulations!」と書いたペン先から溢れだす花たち。構図が新鮮であること、花と言葉の両方があってこその作品であることが、今回の賞の決め手でした。
母の気持ちが表れた、赤いハートが効いていますね。祝福や想い出を表現した鮮やかな花の色合わせは、じつに見事です。
見る者を明るい未来へ誘ってくれる世界観も素敵で、何度も見入ってしまいました。

【ブティック社 総合編集部 坂部さんのコメント】

淡い色調のたくさんのバラが母親の優しい愛情のように感じ、いつまでもずっと見守られているような気持ちになります。お部屋のインテリアとしてもとってもお洒落なので、いつまでもずっとずっと大切に飾っておきたい作品だと思いました。

【フォーシーズンズプレス 出版部　葛原さんのコメント】

言葉と花を素直に組み合わせて表現する作品が多い中で、文学的な深みの魅力ある作風にすごく惹かれました、言葉も文節ではなく文章で。花はシンプルな表現の中に普遍的で渋みのある表情に。タイトルも含みをもたせて。それらの組み合わせの妙で、何とも言えない大人の味わいのある作品を楽しませていただきました。